背景というかなんというか
時は2021年10月末、そうだ京都行こう。くらいの感覚で、そうだ転職しよう。と思いいたった。
特に理由はないが、35歳までに転職可能なスキルを習得しようという目標もあるし、丁度いいかなと。
とはいえ、まだ働き始めて4年目。大した資格も実績もない自分が容易に転職できるとは思えない。
そもそも早急に転職をしたいわけでもなく、30歳くらいまでにできればいいかなという感度。
そこで最近異動もあったことだし、資格を取得し、異動前の部署のスキルを定着させつつ、転職に活用させようと思いいたった。
となればとる資格はセキュリティ系。
受験さぼった安全確保支援士が真っ先に思いついたが、受験時期が決まっており、さすがに熱が冷めてしまう。
そこで色々調べたところ、随時受けれる資格も結構あり、まずは簡単なところからということで選定したのが、Comptia Security+。
Comptia Security+とは
Comptia Security+はComptia社?が主催するベンダ資格。
その名の通り、セキュリティ系の資格で、基礎の基礎のような感じ。
なので難易度はクッソ簡単。基本情報よりも簡単なレベル。
ただ、受験料が5万近く、合格基準が80%超えというかなり癖のある試験。
なのでIPAの試験なんかと比べると情報や参考書は少ない。
後述するが、合格するなら勉強方法は実質1択みたいな所がある。
定期的に試験の見直しが入り、今はSYO-501という過去の試験からSYO-601へと移行している状況。
今回受けたのは501の古いほう。
なので、今回の情報はそのうち役に立たなくなる。
勉強方法
Comptiaの試験の特性(高い、マイナー)上、参考書類は非常に少ない。
調べたところ、TACの模試での勉強1択という感じだった。
なぜTAC模試1択なのかというと、実試験の再現度が高く、似たような問題が出題されるためとのこと。
そこで
・TACのSecurity+のテキストを軽く通し読み
・TACの模擬テストを完璧にする(問題の意味を理解し、わからない単語を全部調べる)
という勉強法でいった。
ただテキストが501のものしかなく、601の受験はあきらめ終了まじかの501を駆け込み受験した。
TAC模試は安定して9割をとれるように繰り返し受験し、正解以外の選択肢についても意味が分かるまで勉強をした。
正確な時間は計測していないが、まぁ1週間もちゃんと勉強していないと思う。
多分一番時間かかったのがテキストの読破で、8時間くらい。
だから20時間行かないくらいの勉強量。
結果とか感想とか
インターネットから受験申し込みをして近場の受験会場で受験してきた。
試験問題は秘匿義務があるため言えないが、TAC模試さえやれば合格間違いなしみたいな前評判は間違いだった。
似たような問題はあまり出ず、結構初見の問題が出た。
消去法や今まで勉強したことを生かして合格点ぎりぎりで何とか合格できた感じ。
多分601の問題が入ってたんじゃないかと思うくらい、見たことない問題が多かった。
あと独特の言い回し?というか翻訳があったりして問題文が理解できないこともちらほら。
今回はリテイクが無料だったから余裕をもって受けれたけど、受験料が無駄になる心配をしながらの受験だと落ちてたかも。
試験内容も簡単だし、受験料も高いし、合格基準が高くて落ちる可能性も結構あるしで、正直受験はあまりお勧めできないかなというのが本音。
ただ、基本的なことを学べるので、受験しないにせよ、501の内容は結構ためになった。
情報系出てない人間だと業務で使うことしか学ばないから、こういう基本的なことを広く浅く勉強できるのは非常にありがたい。
次の予定
前評判で取得に100時間かかると見たから11,12月で合格を想定していたけど思いのほか早く合格できたから、12月中にSecurity+の上位資格であるCysa+を取得する予定。
来年1月末までリテイクキャンペーン中で無料で再受験できるから、同ランクのpentest+も来年1月中に合格できたらいいなぁという感じ。




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