8月に読んだ本:10冊

8月といえば夏休み。夏休みといえばゲーム三昧。社会人に成ってもゲームするんだ!とか思ってたら夏休みが盆休みしかなくてがっかりした思ひで…

そんな8月に読んだ本の紹介です。

道は開ける | D・カーネギー

超有名な自己啓発本。

7月に読んだ著者が同じの人を動かすと双璧を成していると勝手に思っています。内容は基本的にお悩み解決の方法となっています。人を動かす同様であまり突飛なことは言っておらず、だからこそ読まれ続けるのだなと感じます。

個人的なお気に入りはpart3(三章?)の避けられない運命には調子を合わせるという節ですね。言っていることとしては、避けられないようなイベントは耐えるのではなく受け入れて吸収しようという内容。これ結構大切なこと言ってますよね。研修でレジリエンスというものを教わりましたがまさにそれですね。人は往々にして耐え忍ぶ強さを求めがちですが、どちらかというと受け流す力だったりすぐに復活する力の方が大切であるという点を強く認識させられます。

レバレッジ・リーディング | 本田 直之

多読本。

月10冊という目標を達成し、量だけでなく質も向上させるつもりで選択。内容としては他の多読本と大きくは変わらないです。

読む目的を明確にする、読む本は選ぶ、全部はしっかり読まない等。言っていることがほかの本と大きく変わらないということはむしろ本当に良い方法なんでしょうが、いまだに実践できていません。やはり本に書き込みしたり(一部しか吸収できていなかったとしても)全部は読まないなどの手法は抵抗があります。

ですがこの本を読んでから目的を考えて本を「選ぶ」ことができるようになりましたね。自分はネットでおすすめされていたらとりあえず買っちゃうんですが、その結果大量の経営本やビジネス本が積み本として部屋に鎮座しています。よく考えるとそういう類の本を読むよりはトレードや投資の本を読んだ方が私的には良いわけで。。。そういう事に気づけた非常に有益な本でした。

非常識な成功法則 | 神田昌典

アンチ成功本。

アンチとはいっても成功するためには!という内容の本です。ただほかの成功本と違うのは引き算思考というか負の部分を前面に出していることです。

成功本のようなお金持ちは金+仁徳の双方を持っています。しかし我々凡人は両方ともない。ではどうするかというと同時に得ようと考える。その結果人のためになることを行っていればお金は後からついてくるといったような論調になりがちです。

しかし本書ではまず最初に金持ちを目指してからそのあと仁徳を積もうと提案します。ではどうやってお金持ちを目指すのか。それが憎しみなどの悪の感情です。悔しさとか結構なエネルギーありますよね。あれを動力源にしてお金持ちに最速でなろうという訳です。

個人的なお気に入りは引き算的な方法で自分のやりたいことを探す部分ですね。自分はタレブという哲学者が好きなんですが、その哲学者の引き算的な主義に似ているやり方で非常に好感が持てますね(何様だお前って感じですが)。

考具 ―考えるための道具、持っていますか? | 加藤 昌治

アイデアに関する本。

アイデアを生み出すための様々な手法や心理効果が紹介されています。様々なところで絶賛されており非常に良い本だとは思うのですが、如何せんクリエイティブなことをしている人間ではないので自分にはま早い本かなと思いました。前述したレバレッジリーディングを読破していたため、途中から飛ばし飛ばしで読みました。

広告会社や企画部門などにいる人には非常に有用な本ではないでしょうか。

日本でお金持ちになる人の思考法 | 中桐 啓貴

お金持ちの生態を知ろう本。

お金持ちに共通する考え方や方針を紹介していく内容です。タイトルに偽りなしでしょうか。正直投資の本をある程度読んでいると、この本に書いてあるような内容はどこかで一度は目にしていると思います。

このため自分はあまり得られるものは無かったかなと思います。まだ投資の本をあまり読んだことがなく、マネーリテラシーが高くない方にはサクッと読めるのでおすすめです。

実践 生き残りのディーリング (現代の錬金術師シリーズ) | 矢口新

投資の本。

プロの債権ディーラーである著者が投資についていろいろ語ります。プロの債権ディーラーだけあって内容は非常にレベルが高いです。その分勉強にもなります。

個人的に一番印象に残っているのは需要と供給の話でしょうか。為替相場において企業など実需筋がドル買いを行うと、売り方が短期筋の場合その分のドル売りが相場に残り続けることになります。そうなるとこのドル売りのババ抜きとなるため相場に圧力がかかります。正直非常に難しいのでさらに深い理解が必要でトレードを始めた手前、再度読み返したい本です。

筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方 | Testosterone

(゚∀゚)o彡゜筋肉筋肉

おなじみマッチョ社長の三冊目の本。

この本ではどのような食事をとることで、筋肉を落とさず脂肪を落とすかが書かれています。なんといっても世にあふれる楽してダイエット系を論破しているのが気持ちいです。炭水化物抜きダイエットなどの楽してダイエット系は筋肉が落ちたりしてもっと痩せにくくなるなどのデメリットがあるそうでそういう事も書かれており(デブとしては)ためになります

また食事をたんぱく質、脂質、炭水化物の三種類に分けそれぞれをどのような配分でとればよいのか簡単な計算で出せるような方法も紹介されています。

金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法 | ロバート・キヨサ

おなじみ金持ち父さん本。

本書では若く豊かに引退するために、レバレッジをキーワードに頭脳プラン行動の三つについて書かれています。ほとんどの人はレバレッジを持っていないため裕福になることができません。それは労働(働いた分だけ給料がもらえる)であったり、資産運用(現物取引)だったりします。しかしレバレッジが効いていない状態では損失も少ないかもしれませんが、リターンも少なくなります。その結果若くして引退することができない所か裕福になることもできません。そこで著者はレバレッジを使うことを推奨します。

個人的に面白いなと思ったのは言葉の部分ですかね。言葉には早いものと遅いものがあり、遅いものを使っていてはいけない早いものを使うべきであるという内容。早い言葉を選んで使っているとより速く引退できると。早い言葉とは何かというと例えば「コントロールする力を持つ」。反対に遅い言葉は「危険を避ける」です。これは非常に納得できます。トレードをする上では損失は絶対に発生します。そこで損失を避けてトレードをしないと資産はまぁ作れません。対して損失は損切やロスカットでコントロールする事はできます。損失をコントロールしながら大きな利益を目指す。これがトレードの王道ではないでしょうか。

サラリーマンのままで副業1000万円 | 栗林 篤

サラリーマン副業本。(そのまま)

副業で1000万円超えの収入を得てリタイアを果たした著者がおすすめの副業などを紹介していく内容となっています。あまり優秀でないと語る著者ですが、その戦い方は非常に面白いものがあります。それはズバリプロのいない世界で勝負するといったもの。いわゆるニッチ分野で勝負みたいなものですね。なんというか生存戦略的な考え方で非常に好感が持てます

個人的に面白いなと思ったのが中古一軒家投資。中古の一軒家は供給が少ない割に需要があり、プロもいないということで利回りはよさそうです。また少ない資金で始められるのも魅力ですね。まだその少ない資金すらないので手は出せませんがいつかはやってみたいものです。

となりの億万長者―成功を生む7つの法則 | トマス・J. スタンリー

有名な億万長者本。

億万長者を調査したら、実は身近なところにいたという内容。億万長者といえばスポーツカーを乗り回し、大豪邸に住んでいるイメージです。しかし実際の億万長者は無駄な出費を避け資産を増やすことに尽力する人が多く、普通の家に住んでおり見た目から判断することができません。このことから億万長者になるための道筋が見えてきます。基本的には本多静六と同じで無駄な出費を避け、貯蓄と投資を行い資産を増やす。どうやらこれが王道のようです。

この本の面白いところは億万長者が倹約を是としていることを証明しただけでなく、どんな職業が億万長者になりやすいかも載っているところ。残念ながら私の職業は上位20位に載っていませんでしたが…。基本的に億万長者を相手にする商売がお勧めだそうです。(遺産相続専門の弁護士とか)

まとめ

というわけで8月は10冊本を読めました!

ただ如何せん読んだのが昔過ぎてなかなか思い出せないですね。つまるところあまり身についていないという事でしょうか。なんというかインプットは出来ていてもアウトプットができていません。うまくアウトプットできる方法を探さないと…。やはり読んだらすぐに書評書いた方がいいのかなあ。

ともあれ読書いいですよ読書。皆さんもぜひ良い読書ライフを!

ではまた!

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