2018年6月に読んだ本の紹介です。
Contents
この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫) | 西原 理恵子
タイトルにもありますがお金に関する本ですね。
著者の人生経験からお金というものがいかに大事かを説明していきます。
特徴的なのが内容のリアルさ。
私含めこういうお金に関する本を読む人は一定のマネーリテラシーがあり、経済的にも高低はあるにせよ一定の生活水準が保障されていると思います。
しかし著者の人生経験や見てきた人々は、もっと貧乏で生々しくまさにどん底です。
そんなどん底の視点から描かれるお金の大事さは普段読むほかのマネー本とは違ったリアルな重みがあります。
またプライドでは飯は食えない、泥水をすすってでも生きるといった姿勢にはそんな状況にはなりたくない半面尊敬の念を覚えます。
普段マネー本をよく読んでいる人にぜひ読んでほしい本です。
ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること 「すごい会社」の見つけ方 (幻冬舎新書) |苦瓜達郎
ファンド運用者である著者が投資について語る本。
著者は中小型株を対象にバリュー株投資で値上がりするまで待つスタイルな様です。
特徴的なのが企業との面談回数。
年900回も企業面談を行っていて、そこで企業理念や企業の成り立ちなど、財務には表れないような会社の風土を知ることで投資対象を決めているようです。
時間的にも立場的にも個人投資家にはとても真似できませんが、そういった投資観点があるというのは目から鱗です。
薄くてサクッと読めるのでバリュー投資家やバリュー投資に興味のある方におすすめです。
ユダヤ人大富豪の教え | 本田 健
著者がユダヤ人大富豪と出会い、お金持ちになるための心構えやいろいろな試練を受ける本。
個人的な印象ですが結構有名な自己啓発本ではないでしょうか。
自己啓発本なのでいいこと言ってるなあという感想です(雑)
個人的に気になったのが「内面で起きている自分自身との会話を紙に書く」という部分。
自分自身との会話とは自分の感情や感じていることであり、これを紙に書くことでしっかり認識することが大事という内容です。
ゼロ秒思考で人は頭の中で考えても考えているようで考えておらず、ぐるぐる回っている状態になるということが書いてありました。
それをアウトプットすることでしっかり認識できて頭が整理できると。
頭の中身を紙に書き出して認識するという同様のことを日本人とユダヤ人、年齢も言語も違う二人が編み出し人に勧めているところにこの手法が有効であることを伺わせます。
平成29年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生の基本情報技術者教室 (情報処理技術者試験)|栢木 厚
ここでまさかの資格本です。
基本情報技術者というIT系のまぁ持ってるよね?レベルの資格の本です。
会社から配られたので読んで勉強してました。
試験範囲と問題が薄く広く載っていますが、基本情報は試験問題が使いまわされたりするので一読したら試験問題を回した方がいいと思いました。
というよりも試験範囲を説明されるよりは実際に問題解いた方が理解しやすいです。
問題や解説がわからなかったら本書を参考書代わりに使用するといいかも…?
ちなみに基本情報合格は今年の社会的戦略の目標の一つでもあります。
合格点は午前午後ともに6割を超えれば合格です。
現状午前は8割、午後は6割はいけるかな?という状況です。
なんとか合格したいものです。
まとめ
6月に読んだ本はなんと4冊でした…
この時期は通勤する場所が変わって、今まで通勤時間にできていた読書が出来なくなった時期ですね。
5月は通勤時間中も読書できたのでなかなかな冊数が読めましたが通勤時間が使えないとボロボロです。
このあたりから月10冊を達成するために試行錯誤し始めたなあ。
おかげで7月はなかなかの冊数が読めています。
読書時間はどうにかして作るものです。
時間がない方も探してみてください。
無駄な時間がきっとありますから。
皆さんもぜひ良い読書ライフを!
ではまた!
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